「やろうとは思っている」
「本気で続けたいとも思っている」
それでも、なぜか続かない。
三日坊主で終わる。
途中で止まってしまう。
この状態を、「意志が弱いから」と片づけてしまう人は多い。
ただ、長く積み重ねてきた中で感じてきたのは、
続かない原因の多くは、意思ではなく「最初の基準設定」にあるということでした。
この記事では、努力が習慣にならない人が無意識に立てている「高すぎる基準」の正体と、
それをどう修正すればいいのかを具体例ベースで整理します。
続かない人ほど「最初から理想形」で始めている【理由】
習慣化がうまくいかない人ほど、スタート地点が高いことが多いです。
たとえば、
- 毎日1時間勉強する
- 毎日運動する
- 毎日完璧に管理する
ある時期、「どうせやるなら、ちゃんとやろう」と思い、
最初から高めの設定で始めたことがありました。
最初の数日は初動のモチベーションなどによって続く。
でも、疲れが出た瞬間に崩れていってしまいます。
後から見ると、問題はやる気ではなく、
「続けられる前提の設計」になっていなかったことでした。
👉 この章でやるべき行動:
今続いていない習慣の「最初の設定」を書き出してみましょう。
高すぎる基準は「失敗体験」を量産する【思考法】
基準が高すぎると、できなかった日のダメージが大きくなってしまいます。
- 今日はできなかった
- もうダメだ
- やっぱり向いてない
ある日、1日サボっただけで、「続いていない人」に戻ってしまいます。
これは、行動より先に自己評価が崩れている状態です。
高すぎる基準は、行動を止めるだけでなく、自信も削っていきます。
👉 この章でやるべき行動:
「1回できなかっただけで諦めた経験」を一つ思い出してみましょう。
基準を下げた瞬間、継続は現実になる【実践】
ある時期から、意図的に基準を下げるように心がけています。
例として、
勉強 → 5分だけ
運動 → ストレッチ1種目
記録 → 1行だけ
基準として用意しておくのはこのようなものに絞りました。
正直、最初は物足りないように感じます。
「こんなんで意味あるのか」と思う。
でも、続いた。継続というものができるようになりました。
基準を下げることは、妥協ではなく、継続の入り口を作る行為でした。
👉 この章でやるべき行動:
今の習慣を「最低ライン」に書き換えてみましょう。
最低ラインに設定はしているものの、やり始めるのが億劫なだけで、
やり始めたらやってしまうんですよね。
初動をつけるための継続の基準なんです☝️
続く人が使っている「二段階基準」【方法】
継続できる人は、
実は基準を2つ持っています。
① 最低基準(これだけやればOK)
→ 疲れていても達成可能なものにしましょう
※やりたくなったらそのままやり進めればいいです☝️
② 理想基準(余裕がある日はここまで)
→ やれたら加点扱い
ある時期から、「最低ラインさえ超えれば勝ち」という設計に変えました。
すると、ゼロの(サボった)日が消えました。
二段階基準は、継続を守るための保険です。
👉 この章でやるべき行動:
今の目標に「最低基準」と「理想基準」を設定しましょう。
長く続く人は「基準を調整し続けている」【継続】
基準というのは、一度決めたら終わりではありません。
- 忙しい時期
- 疲れている時期
- 余裕がある時期
状態に合わせて、基準を微調整しています。
結果が出ない期間を含めて積み重ねてきた中で、
学んで得たものは、「基準を下げられる柔軟性」でした。
高すぎる基準は、完璧を求める中で、継続の敵になってしまいます。
👉 この章でやるべき行動:
今月の状態に合わせて、基準を一段下げてみましょう。
おわりに
努力が続かないのは、意志が弱いからではありません。
多くの場合、スタート時点で「失敗前提の設計」になっているだけです。
基準を下げることは、甘えではない。続けるための戦略です。
まずは、「これなら絶対できる」ラインまで下げましょう。
そこから、すべてが始まります。
今日できる行動
- 今続いていない習慣を1つ選ぶ
- それを「5分以内・1工程」に縮小する
- 明日それだけやると決める

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