「やる気はあるのに、体が動かない」
「頭では分かっているのに、手が止まる」
この状態になると、多くの人は、
「怠けているのではないか」
「自分は継続力がないのではないか」
と考えてしまっています。
ただ、スポーツ選手として長い間、身体を使った生活を続ける中で、
この状態の正体は「怠け」ではなく、まだ「回復途中」であるということを実感しています。
この記事では、やる気があるのに動けない日の正体と、
その動けない日をどう扱えばいいかを具体例ベースで整理していきます。
「動けない=やる気がない」と誤解してしまう理由【理由】
やる気はあるのに動けない日、頭の中ではこんなことが起きています。
- やるべきことは分かっている
- 始めれば進む気もする
- でも、最初の一歩が異常に重い
ある日、「今日はやる気あるのに全然進まないな」と感じながら、
から元気を装いながら無理に作業を始めたことがありました。
結果は、集中が続かず、普段ならしないミスが増え、
終わった後には強い消耗感だけが残っていました。
後から振り返ると、その前日までには負荷が大きい日が続いていて、
身体も思考も、心身ともにまだ回復しきっていなかった。
つまり、動けないのは、素直に意欲が足りないからではなく、
回復が完了していない状態だった。
なるようにしてなった現象ということ。
👉 この章でやるべき行動:
「動けなかった日」の前日に、負荷が高かった日がなかったか思い出してみましょう。
回復途中の日に起きやすい“具体的なサイン”【思考法】
大抵の場合、回復途中の日には、共通する分かりやすいサインがあります。
たとえば、
- 頭は冴えていないが、眠くもない
- やる気はあるのに、判断が遅い
- 何をするか決めるまでに時間がかかる
- 「始めればいける気がする」が何度も出てくる
ある時、準備だけは整っているのに、
なぜか開始できず、10分、20分と時間だけが過ぎていく日がありました。
この状態で無理に押し込むと、回復は遅れ、翌日にも影響が残りやすい。
『回復途中の日は、止まっているのではなく「戻りかけている途中」』です。
👉 この章でやるべき行動:
最近の「動けなかった日」に、上のサインが当てはまるか確認してみましょう。
回復途中の日にやってしまいがちな失敗【実践】
回復途中の日に、やってしまいがちな失敗があります。
それは、「いつも通りやろうとすること」。
ある日、「ここで手を抜いたら戻れなくなる」と思い、
普段と同じ負荷で進めたことがありました。
結果は、
- 作業時間は長い
- 進捗は少ない
- 終わった後に強い疲労
つまり、回復途中の状態に作業スイッチをONさせてしまった。
この日以降、回復途中だと感じた日は
「やらない」か「軽くする」判断に切り替えるようになりました。
👉 この章でやるべき行動:
回復途中の日に「普段通り」をやろうとした経験を一つ書き出してみましょう。
身体は毎日変わっていっています。今までの自分はいません。
いつも通りというのは合うもの合わないものが生じるのも当然☝️
回復途中の日の正しい使い方【方法】
しかしながら休むばかりではダメですよね。
回復途中の日は、何もしない日ではありません。
「やり方を変える日」にしていきましょう。
具体的には、
① 量を減らす
いつもの50%以下で止める。
最低限で終わらせ、「まだやれる」と思う程度で休ませる。
② 判断系の作業を避ける
考える・決める作業は負荷が高い。
「選択をしないで済む作業」をメインの日で回復させましょう。
③ 状態確認に使う
「どこまで戻っているか」を観察する。
ある日、スイッチをONにしたかったですが、我慢して軽い確認と整理だけに留めたところ、
翌日は自然と動ける状態に戻っていました。
👉 この章でやるべき行動:
回復途中の日にやる「最低限メニュー」を1つ決めておきましょう。
伸びる人は「回復途中」を無駄にしない【継続】
長く積み上げることができている人ほど、回復途中の状態を正確に扱っています。
- 無理にやろうとしない
- でも完全には止まらない
- 次に備えて準備をする時間を作る
きついなと思った時の作業の現象は甘えではなく、回復を成長につなげる技術です。
回復途中の日を「ダメな日」と扱うか、「準備の日」と扱うかで、
積み重なり方は大きく変わります。
👉 この章でやるべき行動:
次に回復途中だと感じたら、その日を「準備の日」と名付けてみましょう。
ポジティブマインドですね!休むの日も、停止してしまうと考えるのではなく、客観的に整理できる日。と考え方を変えてみましょう☝️
おわりに
やる気があるのに動けない日は、自分を疑う日ではありません。
- 今は全開で進む日か
- それとも戻り切る途中の日か
この見極めができるようになると、
無駄に自分を責めることがなくなり、結果として継続しやすくなります。
動けないのは、止まっているからではなく、回復の途中にいるだけです。
今日できる行動
- 最近「やる気はあるのに動けなかった日」を思い出す
- その前後の負荷を振り返る
- 次に同じ状態になったときの行動を1つ決めておく


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