続けられなかったとき、多くの人はまず「自分の意思」を疑ってしまいます。
- 気合が足りない
- 覚悟が足りない
- 継続力がない
でも、日々の身体を使う生活の中で何度も感じてきたのは、
続かなかった原因の多くは、意思ではなく「疲労の見落とし」だったということです。
この記事では、なぜ人は疲れていることに気づかないまま無理をしてしまうのか、
そしてその「疲労のサイン」をどう扱えば継続につながるのかを整理していきます。
続けられないとき、人は「疲れていること」に気づいていない【理由】
不思議なことに、本当に疲れているときほど、人はこう考えてしまいがちです。
- まだいける
- この程度で止まるのは甘え
- ここで休んだら戻れなくなる
ある時期、明らかに集中が続かず、動きも鈍くなっているのに、
「気のせいだ」と自分を誤魔化して続けていたことがありました。
その結果、数日後には体調を崩し、やむを得ず何日も完全に休む日を作ってしまいました。
後から振り返ると、
続けられなかった原因は意思の弱さではなく、
疲労のサインを「無視する判断」を重ねていたことでした。
👉 この章でやるべき行動:
最近「気のせい」で片づけた疲れの感覚がなかったか思い出してみましょう。
疲労は「限界」で教えてくるとは限らない【思考法】
疲労というと、動けなくなる状態を想像しがちです。
でも実際には、もっと手前でサインというのは出して教えてくれています。
- 集中が散る
- 判断が雑になる
- 朝の目覚めがとても悪い
- 同じことに時間がかかる
- 小さなことにイラつく
- あくびが多い
ある日、作業自体はこなせているのに、
終わった後に妙な消耗感だけが残る日がありました。
その感覚を無視して続けると、翌日はさらに質が落ちていきます。
疲労は、「もう無理!」という形ではなく、質の低下として静かに現れることが多いです。
👉 この章でやるべき行動:
最近「量はできたが質が落ちていた日」を一つ挙げてみましょう。
疲労のサインを無視すると、継続は必ず止まる【実践】
疲れている状態で無理をすると、一時的には前に進めた気がします。
ただ、その代償は後から来てしまいます。
実際、疲労を無視した努力を積み重ねた期間ほど、
どこかのタイミングで反動として大きく止まることが多かったです。
逆に、違和感が出た時点で一段落とした期間は、結果的に長く続いていました。
ここで重要なのは、
疲労は敵ではなく、調整のための情報だということ。
自分の身体の反応と向き合いながら生活をすることが重要であるということです。
👉 この章でやるべき行動:
最近止まってしまった習慣について、「その前に出ていたサイン」を書き出してみましょう。
疲労のサインを拾うためのシンプルな方法【方法】
疲労を感じ取るための、特別難しい分析は必要ありません。
次のたった3つを見るだけで十分です。
① 集中の持続時間
以前より短くなっていないか。
すぐ他のものに気を取られるようになっていないか。
② 回復感
終わったあとにスッとするか、重さが残るか。
寝起き・寝付きの良さはどうか。
③ 判断の粗さ
データを間違えたりと、後から修正することが増えていないか。
ぼーっとすることが多くなっていないか。
この3点が崩れている日は、無理に進めるよりも休んで調整する日に切り替えたほうがいいです。
👉 この章でやるべき行動:
自分にとっての「疲労サイン」を3つ言語化しておきましょう。
継続できる人は「意思」より「感覚」を信じている【継続】
長く続けている人ほど、「頑張るかどうか」ではなく、
「今の状態で続けていいか」を見ています。
意思は大切ですが、それだけに頼ってしまうと、疲労に気づくのが遅れます。
結果が出ない期間を含めて積み重ねてきた中で、
最後に残ったのは、
感覚を信じて調整できる力でした。
👉 この章でやるべき行動:
今週は「無理に続けない日」を一度、意図的に作ってみましょう。
自分の人生、自分の身体です。どう継続していきたいか、自分のゴールに進むためには、どのペースで進むのが最適か再度見直してみましょう☝️
おわりに
続けられなかったとき、自分を責めるのは簡単です。
でも多くの場合、問題は意思ではなく、疲労の扱い方にあります。
疲労の扱い方をうまくしなければ、また一定期間過ぎた後に同じくペースを崩す日が訪れてしまいます。
疲労のサインに気づき、一段調整できる人ほど、
結果的に長く、安定して続けることができます。
「継続」とは、押し続けることではなく「折れない角度を探し続けること」なのかもしれません。
今日できる行動
- 最近続かなかったことを1つ挙げる
- その直前に出ていた疲労サインを思い出す
- 次に同じサインが出たときの対応を決めておく

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