「大きな目標を立てたけど、途中で挫折してしまった…」
そんな経験はありませんか?
資格試験、英語学習、ダイエット、スポーツ。
どんな分野でも「最初はやる気満々なのに、続かない」というのはよくあることです。
その原因の多くは、目標が大きすぎて現実感が持てないから。
そこで必要になるのが「目標の細分化」です。
小さなステップに区切ることで、達成率がぐっと上がります。
人は「遠すぎるゴール」に心が折れる
「TOEICで800点取る」「5kg痩せる」「フルマラソンを完走する」
こうした目標は立派ですが、日常生活の中では遠すぎてイメージがしにくいものです。
ゴールまでの距離が見えないと、
- どこから始めればいいかわからない
- 進んでいる実感がない
- 「まだ全然できていない」と自己否定してしまう
こうしてモチベーションが下がり、挫折しやすくなります。
細分化すると「進歩が見える」
目標を小さく区切ると、「達成感の連続」が生まれます。
例:TOEIC800点を目指す場合
- ステップ1:単語帳を30ページ進める
- ステップ2:模試を1回分解く
- ステップ3:苦手な文法だけを復習
ゴールが「800点」だけだと遠いですが、
「今日は単語30ページ進めた」という小さな達成で、進んでいる実感を得られます。
人は「進歩を実感できるとやる気が出る」心理があるため、細分化は効果的なのです。
もっとゴールを近づけ、最初は1単語からの小さなステップを踏めばいいのです。
「行動目標」に落とし込める
大きな目標は抽象的ですが、細分化することで 具体的な行動目標 に変えられます。
- 「5kg痩せる」 → 「毎日20分ウォーキングする」
- 「英語を話せるようになる」 → 「1日5フレーズ音読する」
- 「貯金をする」 → 「月に2万は貯金に充てる」
行動目標は「やったか・やってないか」で判断できるため、
結果に一喜一憂せず進められるのが強みです。
私は毎日このブログを開くという行為から始め、
慣れてきてから毎日投稿をするようになりました。
まずはスモールステップを踏み続け、「あ、これならできる!」と思うことが大事です。
小さな成功が「継続力」を生む
人は「成功体験」が積み重なると、自分を信じられるようになります。
この自己効力感こそが、継続の源泉です。
- 今日は小さなタスクをクリアできた
- 昨日より一歩進んだ
この感覚が「明日もやってみよう」につながり、やがて大きな成果に結びつきます。
細分化の実践ステップ
では、具体的にどうやって目標を細分化すればよいのでしょうか?
- 最終ゴールを書き出す
(例:TOEIC800点、体重-5kg) - 大きなステップに分ける
(例:単語→文法→リスニング、歩く→走る) - 1週間以内にできる行動に落とす
(例:単語を1日30個覚える、週に3回はウォーキングに行く) - カレンダーやToDoリストに組み込む
- できたら記録を残す
この流れを回すことで、「計画倒れ」を防げます。
まとめ
目標達成のカギは、「大きなゴールをそのまま追いかけないこと」です。
- 遠すぎる目標はやる気を削ぐ
- 細分化すると進歩が見える
- 行動目標に落とし込むと継続できる
- 小さな成功が自己効力感を育てる
今日から「細分化」を意識してみてください。
その小さな一歩が、やがて大きなゴールへとつながっていきます。

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